南信州もようやく春をむかえました。

オリーブ畑の3度目の冬。今回が一番寒かったです。

露地で栽培している約100本うち約10本が寒さで立ち枯れしてしまいました。

客観的に見て、非常に厳しい状況です。

立ち枯れ以外にも頭が痛いことは、細い枝の葉が特に冷害を受けることです。オリーブは前年に伸びた枝(=細い枝)に今年実がなる木なので、実がなりにくくなるのです。

ただ見方を変えると、残り90%の幼木は枯れなかったし、寒さに強い品種や寒さに対応する工夫も分かってきた、とも言えます。寒冷地でのオリーブ栽培の挑戦、頂上まで何とか一合目につけたと楽観しようと思います。